横浜市中区山下町97
  045-681-5588
  10:00〜22:00
(最終入館 21:15)
  無休

東珍味(とうちんみ)へ
果香(かか)へ

天長門のすぐ目の前にある横浜大世界は、中華のテーマパークといったところだ。

入館するのに大人500円子供400円が必要なのだが、それ以上に楽しませてくれる。

まず最上階(8階)の幻想的な「時の塔」から、上海を代表する文人の書斎や歌姫の化粧部屋などを再現し、アンティークな家具がズラッと並ぶ「時の回廊」。

そこを抜けると京劇をはじめ、二胡(にこ)と琵琶(びわ)など本場上海のアーティストによるエンターテイメントが楽しめる「時の舞台」が顔を出す。

そこから先には、目の前で巧みな中国伝統工芸の実演を見ることができる「匠の回廊」。

最後に待っているのは3フロアが吹き抜けになっており、実に13店舗がひしめき合う「美食中心街」があるのだ。

私が美食中心街に足を踏み入れた瞬間、美しい琵琶の音色が耳に飛び込んできた。
それがなんとも心地よく、あたかも中国にいるような錯覚さえ引き起こした。

これは3階と6階でやっているショーの一環で、10〜15分間隔でどちらかのフロアで行っているもの。6階では本格的なステージで聴くことができ、3階では食事をしながら聴くことができる。

私は3階で二胡と琵琶による生演奏を間近で聴いてみたのだが、その透き通るような音色に、恥ずかしながら涙が出てしまうほど感動した。

6階ではバーカウンターがあるので、お酒を飲みながらショーや劇を楽しむことができる。

面白いと思ったのは、3階の一角にブースを構える白龍髭(パイロンシュー)という飴細工だ。匠がその場で作っているのだが、思わず見入ってしまうほど繊細なものである。

尚、ここではわかりやすいように「〜階」と表現したが、現地では中国と同じように「〜楼(ろう)」と表現している。こういう細かいところまで本場にこだわった横浜大世界。

中国をもっともっと楽しみたいならここで決まりだ。



---地図に戻る---





横浜大世界の3階にある東珍味さん。
香港生まれのシェフが腕を振るう広東料理を専門とする。

ここは金さんとは幼少時代からの友人である、黎(らい)さんが経営するお店なのだ。
代々受け継がれてきた特製XO醤を取り入れ、味にアクセントを加えるなどの工夫もある。とくに、豪快に中華鍋を振るチャーハンがお得意とか。

早速、その特製XO醤を使った炒飯(580円)を食べてみた。うん、さすがに得意だけあって美味い!
レタスを使うことで余分な油を吸収しているので、サッパリしていて食べやすく、それでいて奥深い味。これぞ炒飯の基本だと思わせられる逸品だ。

面白かったのがスープ炒飯(580円)。黎さんは日本のお茶漬けをイメージして作ったとか。どんなものだろうかと食べてみると、これがまた絶妙にマッチしていて美味い。お茶漬け同様サラサラと口に入り込んでくる。

お腹いっぱいでも食べてしまうのは、まさにこのことだ。

次に私が食べたのは、カレー春巻き(2本380円)と焼エビゆば巻き(2本480円)、そしてちまき(400円)。
一緒に食べている金さんがほおばって食べているところからも想像はつくと思うが、どれも美味いのだ。

まずカレー春巻きは皮がパリッとしているのは言うまでもなく、食べた瞬間普通の春巻きかと思いきや、あとからカレー風味が口いっぱいに広がってくる感じ。要するに、ただカレーカレーしているわけではなく、春巻きの風味もしっかりと残しているのがお見事。

焼エビゆば巻きは表面のゆばがカリカリに揚がっていて、かじった瞬間エビの香りが広がり、続いて肉汁が溢れ出てくる。また、一緒についてくる特製の辛味ダレにつけて食べると、まさに絶品。

最後のちまきは蓮の葉に包み込んで蒸し上げるらしく、蓮の独特な香りと甘みがちまきに移り風味豊かな仕上がりになっている。
この風味がたまらなく美味いのだ。秘伝のダシを使っているとのことで、他では味わえないちまきとなっている。具も豊富だ。

横浜大世界へ来たあかつきには、一度足を運んではいかがだろうか。




---地図に戻る--- ---1番上に戻る---





上の階で観て食べて楽しんだ後は、女性ならば気になるところだと思うがデザートである。
そこでオススメするのが、横浜大世界の2階に位置する果香さんだ。

ここでは旬のフルーツをふんだんに使った自家製スイーツとドリンクが楽しめる。デザートの他は、北京・上海・四川・広東と、実に中国四大料理の特長を4種の焼き饅頭で表した四浪漫(スウロウマン)が自慢の店だ。

ひとつひとつが手作りのスイーツやドリンクは、口に入れた瞬間にフルーツの水々しい香りとおいしさが口いっぱいに飛び込んでくる。どこよりも新鮮なデザートを楽しめるのだ。

まず私が食べたのは、フレッシュマンゴープリン(400円)。これまでもマンゴーを題材としたデザートを口にしたことはあったが、ここまで風味がいいのは果香さんが初めてだ。
それもそのはず。完熟の限界までじっくりと寝かせたマンゴーの果肉と果汁を、たっぷり使っているからだ。

マンゴーの甘酸っぱさとプリンのとろける甘さが口の中で混ざり合い、なんとも言えない心地よさがまた気分を良くしてくれる。

次はタピオカ入りKAKAオリジナル特製ドリンク(450円)を紹介しよう。
デザート好きな方には馴染みがあるとは思うが、台湾で大ブレイクした生タピオカを使ったここでしか味わえないドリンクなのだ。

氷を使わないことで、素材本来の風味がダイレクトに口に広がるのだが、これが濃厚かつ爽やかで飲みやすい。
ストローも太めで、飲んでるとタピオカも一緒に飛び込んでくる。このタピオカが非常にモチモチしており、満足感を更に高めてくれるのだ。

ドリンク以外にもプリンやソフトクリームなど、果香さんでしか味わえないオリジナルデザートが豊富にある。
また健康にいい白ゴマや黒ゴマを使った風味抜群のものや、饅頭、団子、そして私の大好物である杏仁豆腐などなど。
誰が行っても満足できる品揃えになっている。
全てを紹介しきれないのが残念なほどだ。

甘いもの好きな方は、是非果香さんのデザートを味わっていただきたいものである。




---地図に戻る--- ---1番上に戻る---